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お正月といえばおなじみの鏡餅。日本古来より続く伝統のひとつです。
お餅の丸さが昔の鏡に似ていることから「鏡餅」と名付けられ
鏡の形を象ったお飾りで一年のはじめを神様と共にお祝いすると云われています。
地域によって飾りの形式が異なり、それぞれに願いの込められた素敵な意味があります。
鏡餅 ... 丸い形状は家庭円満を表し、重ねた姿は一年をめでたく重ねる
海老 ... 腰が曲がるまでの長寿を願う
裏白(シダ) ... 古い葉とともに新しい葉が次第に伸びるので、久しく栄えるという縁起を担ぐもの
柿 ... 縁起の良い長寿の木であることから、幸せをカキ集める、「嘉来(かき=喜び幸せがくる)」
鏡餅のほかにも、当たり前のように食べているおせちや門松の飾りなどにも
ひとつひとつ深い意味が込められているそうです。
日本ならではの素敵な風習を改めて感じることができるお正月。
由来を知ると、より心豊かに過ごせそうですね。